秋にまいた大根を収穫して、沢庵づくりをしました!
折れないように、大事そうにまわりの土を掘ってから抜いていましたよ。
保育園の畑でこんなに大きく育った大根は見たことがありません。みんなもびっくりでした。
大根を干します!先生、「何やってるの?」「何で干してるの?」とみんなの好奇心はとまりません。「たくあんづくりだよ!干すとおいしくなるよ!」と話すと毎日変化を確認する子もいました。
干すこと約一か月!ここまでちじみました。やっと、沢庵をつけることになり、キッチンさんがみんなの前で調理してくださいました。
しわしわの大根を乱切りにして、塩を振ります。
「わー!まだ、食べられないの」
「一晩、寝かせるよ」「おやすみなさいだね」
一日寝かせ次の日は、味付けの餡を混ぜました。「もう食べられるの?」
ゆずの輪切りも一緒につけます。そして、また寝かせます。
「また寝るの?」「今度は、3日間寝るんだよ」「えー」と言いながらもみんなおやすみなさいと言ってくれました。
金曜日、土曜日、日曜日、しっかり漬かった沢庵の出来上がりです。
かむとコリコリ、おいしい味が広がります。ちょっぴり大根の辛みも感じていたようです。お給食と一緒に頂きました。
日本の伝統食沢庵!食べたことはあっても、つくる工程を体験することは貴重な経験かもしれませんね。子どもたちは、きっとたくあんは寝てばかりと思っているかもしれませんが、みんなで作った沢庵の味を心のどこかに覚えていてくれるといいなと思いました。