こんにちは。第二園キッチンです。

今月の食育目標である「よくかんでたべましょう」について、なんでよくかんでゆっくり食べた方がいいのか、そのためにはどうすると良いのかについて詳しくお話ししました。
まずは子どもたちになんでよくかんでゆっくり食べた方がいいのか聞いてみると・・・
よくかまないとのどにつまってしまう!
最近悲しいニュースをよく耳にしますよね。
よくかむといい事は何か聞いてみると・・・
おなかにいい!
と元気に答えてくれました。


子どもたちが答えてくれたようによくかんでゆっくり食べるといいことがたくさんありそうです。
それを8つにまとめて「ひみこのはがいーぜ」という言葉があります。

ひ・・・肥満予防の「ひ」で、よくかんで食べるといっぱい食べたという満足感が生まれて食べ過ぎを防ぎます。
み・・・味覚の発達の「み」で、よくかんで食べると食材の味や甘いしょっぱいなどの味がわかります。
こ・・・言葉がはっきりの「こ」で、よくかむと口や顔の骨や筋肉が成長しかっこよくはっきりとしゃべれます。
の・・・脳の発達の「の」で、よくかむと脳という体に命令を出す大事な所が刺激を受けて頭が良くなるそうです。
は・・・歯の病気予防の「は」で、よくかむとあごの骨が強くなって歯がキレイに生えやすくなり、口の中をキレイにするだ液がたくさん出るので虫歯になりにくくなります。
が・・・ガン予防の「が」で、よくかむとガンという大変な病気になりにくくなるそうです。
いー・・・胃や腸が快調の「いー」で、よくかむと食べたものを体の中で細かくして栄養を取り込む消化吸収がしやすくなって胃や腸の働きが良くなり、体が元気になります。
ぜ・・・全力投球の「ぜ」で、よくかんで歯やあごが丈夫になることで運動したり重いものを持ったりする時にしっかりと噛みしめて持っている力を出しきることができます。


みんな真剣に聞いてくれていました。
よくかんで食べるには、自分で意識するのが一番大切ですが、その手助けとして園で作る給食は全部をやわらかく食べやすくするのではなく、ブロッコリーなどの野菜はよくかんで食べてもらうために固めに茹でたりしています。
あとよくかむには食べる時の姿勢も大切です。
イスに深く腰掛けてまっすぐ前を向くとかむ時に力が入れやすくなります。
ご家庭でも「ひみこのはがいーぜ」を意識して食事を楽しんでください。